パンツの話
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
……
生まれて初めて、男性用のパンツを履いた。
というのも、旦那の実家に帰省していた関係で、未使用のパンツがなくなってしまったからだ。4枚しかパンツを持っていないこと自体が問題なのだが、それは明日買うことを決めたので気にしない。
今日帰宅し、パンツを全て洗濯機にかけたら、履くものがなくなってしまった。そこで、目に入った旦那のパンツを借りた。
ボクサーよりトランクス派の旦那のものは、なるほど通気性がとてもよい。女物のパンツは生地が肌にぴったりくっつくものがほとんどなので、太ももの部分がヒラヒラしている感じが何だか落ち着かない。
あと、クロッチ部分がないので、縫い目が肌にダイレクトアタックしてくる。立っている分には隙間が多分にあるので気にならないが、座ると「おおっ」となる。ここまで書いていて、自分が恥じらいを捨てていることに今更気付いたが、それも今更なので気にしないことにする。
秋頃から冷え対策にと、パンツの上から毛糸のパンツを履いているのだが、今の状況でそれを上に履くと肌心地が最悪なことになったので、仕方なくやめた。おかげでお腹がすっかり冷えて悲鳴を上げている。昔から腸が弱いのだ。
コインランドリーに行こうとも考えたが、男物のパンツを履いているという状況で外に出る勇気はなかった。見えないから問題ないというわけでもない、自分の気持ちの問題だった。
旦那は冷ややかな目でこちらを見ている。某仮面ライダーは「その日に履くパンツがあればいい」と言っていたが、やはりパンツはたくさん持っていた方がいい。少なくとも1週間分くらいは。